昨日、全日親睦会に参加し、札幌駅南口エネルギーセンターと石狩LNG基地の見学に参加し説明を受け感心しきりです。札幌駅南口地下3階に天然ガスを利用したコージェネレーション（電力と熱を生産供給するシステム）で電気、蒸気（暖房）、融雪温水、冷水（冷房）を造りJRタワー他近隣の施設に供給している設備は７０％～８０％と高い効率を実現しているとの事。また、夏には地下水を利用し冷却に活用しているそう。人員もさぞ多いのかと思いきや、中央監視室で十数人で２４H交代で行われているとの事で.家庭でいうコージェネに近いシステムが、エネファームやコレモでエネファームの希望小売価格が210万円（税別）暖房設備別途。次に到着したのが、石狩LNG基地海外から運ばれたLNG（液化天然ガス）を地上にあるタンクに貯蔵し、ここで液体で運ばれた天然ガスをまた気体に戻しLPG（液化石油ガス）を加え熱量が４５MJに調整し臭いを付けて地下に埋設したガス管で各家庭や施設等に供給しているとの事なんですね。写真が送られる起点だそう。ちなみに４５MJをKWｈに換算すると１２，５KWで隣接した場所に現在北海道電力のガスタンクが工事中。LNGタンクは、PC（プレストレス）コンクリートで固められていて冷熱抵抗にはポリウレタンフォームが使われているんですね。大きさは直径８３ｍ高さ５４ｍ、容量は家庭用40万件の1年分だそう。電気も自由化になり、もうすぐガスの自由化も始まりますが、北海道での天然ガスの自由化はあまり期待できない？のかなっと。それはさておき天然ガスは、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の出る量は、石炭を100とした時６０で石油が８０。万が一郵送タンカーから液化ガスが漏れても気化して汚染の原因にはならないなどがあり長所がたくさんあるんですね。
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