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Channel: 一生涯笑顔になる家創り
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住宅(建築物)の熱負荷とは

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負荷とは?辞典によると力学的・電気的エネルギーを受け取り,消費するもの。また,消費される量。例えば,電動機におけるポンプ,直流回路における抵抗など。 なんかまわりくどいようですけど。熱負荷として14種類ほどありますが、住宅では大まかに7つ程あげられます。①日射量負荷(ガラス窓)=太陽光による日射付加と室内外の温度差による 通過熱負荷②すきま風負荷=内外部の隙間から侵入する風、暖冷気。俗?に言うC値③還流熱負荷=建物の壁、天井、床下、窓の断熱性能で、Kで表しています。W/㎡K       室内外の空気温度に1℃の差があるとき、1時間に壁1㎡通過する熱量を  求めています。小さい数値程性能が良いことになり、暖房期は室内の暖かい       空気を逃さず、冷気を通しません④外気負荷=換気扇で一種、二種、三種などありますが、例えて言うと真冬の暖房時に室内の暖かい空気を排出して新鮮な外気(冷気)を取り入れます。この時の換気による負荷になります。真冬などは室内の空気の排出量が多くなると 暖房が追いつけなく気温が下がることがありますが余分な湿気も排出しますので結露対策にもなります。計算式は定数に外気温×内外温度差(エンタルピー差)⑤人体負荷=一人当たり100W(電球一個)の熱量がありますので、 寒い冬は一人寝より・・・暖かくなりますよね・・・・       でも、真夏は?・・・・⑥照明負=電球の種類により、白熱灯で100W電球を1時間点灯すると86kcal          蛍光灯40W2灯を1時間使用すると77kcal         LED250型照明を1時間使用すると30,4kcalとなり。          省エネの観点でいうとLEDでしよう。   *しかし、長寿命と言われているLEDですが1年で交換なる事例が当社のお客様であり ん~っという感じですね。保証は1年ですし。⑦機器負荷=身の回りにある電化製品で、TV、パソコン、電子レンジなどなどで      今はもうないと思いますが、洗濯機、冷蔵庫などでウィンウィン      うなって動いている機器が昔ありましたが、モーターや冷凍機が      一所懸命熱を出し運転しているんですね。この中で、暖房に寄与している負荷は日射付加・照明負荷・機器からの発生熱量・人体負荷などで、すきまをなくすことや建物の断熱性能を上げる事、換気性能を上げることや計画換気を行うことにより暖房エネルギーの削減はもちろんの事、真夏などは日射の工夫などを行うことにより内外温度差を多くとることができます。

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